抜け毛の原因は遺伝って本当!?
男性型脱毛症(AGA)は遺伝的要因が強いと考えられていますが、まだ分かっていない部分が多くあります。原因の一つとして男性ホルモンが特定されていますが、脱毛には他の要因も大きく影響しています。
ただ、お父さんの髪が少ないとお子さんも年齢を重ねるごとに髪が少なくなっていく、というパターンが多いのも事実です。
研究者の間では、両親から受け継いださまざまな遺伝子がAGAに関係していると考えられています。男性ホルモン受容体遺伝子の遺伝的多型は脱毛に関連しており、この遺伝子はX染色体上にあります。
そのため、母方の祖父・祖母から遺伝することになります。よく「母方の祖父の髪が少ないと自分も薄毛になる」といわれていましたが、間違いではなかったようです。
また、父方の脱毛が息子の脱毛に関連しているという、Y染色体上に関連遺伝子が存在するというケースもあります。
抜け毛の原因は遺伝のみではありませんが、遺伝は大きく影響しているようです。ただ、遺伝形式が不明であるため、自分が薄毛になるかどうかもハッキリとはわかりません。
自分の家系に薄毛の人が多くいるならば、注意しておいた方がよいでしょう。遺伝だからと諦めることなく、適切なケアを行っていけば抜け毛を防げる可能性もあります。
季節によって抜け毛の量が変わることも
季節の変わり目、特に秋口には抜け毛が多くなる季節です。
多くの動物の毛は、季節による温度変化に対応できるよう「夏毛」と「冬毛」があり、短い期間に毛が多く抜けて生え替わります。
人間が秋口に抜け毛が多くなるのも、この名残ではないかといわれています。一時的に抜け毛が多いだけなら心配しなくても大丈夫です。
ただ、夏に間違ったヘアケアを行うと、冬になっても抜け毛が治まらないこともあり得ます。
また夏は紫外線が強く、髪や頭皮にも大きなダメージを与えます。特に頭皮の日焼けは毛母細胞にダメージを与えることもあり、その部分からは二度と髪が生えなくなるということもあり得ます。
髪と頭皮も帽子や日傘、日焼け止めなどで紫外線対策を行うようにしましょう。髪用の日焼け止めは頭皮にも使えます。
日焼け止めを使ったら、いつもより丁寧に洗髪をしましょう。日焼け止めがついたままだと毛穴に汚れが詰まり、抜け毛の原因となります。
暑さによる食欲不振で食生活が乱れてしまうこともあります。十分な栄養が頭皮に行き届かないと、健康な髪が生えず、生えてもすぐに抜けてしまうことになります。
トマトやピーマンなどの夏野菜をできるだけとることを意識してください。旬のものは栄養価に大変優れています。